“小さな未来をつくる展“ Report

7月20日〜7月31日まで開催していました、

Bank Galleryオープニング企画

和気閑谷高校3年生有志

“小さな未来をつくる展“が

無事終了いたしました!


11日間の展示で、来場者数147名。

また展示の一部に、

生きづらさをかかえた10代を対象とした募金活動を

行なった結果、14,489円が集まりました。

※ 昨日、認定NPO法人D×Pへの寄付は完了しました

県内外からの沢山のご来場と募金へのご協力、

誠にありがとうございました!


そして、

沢山の方のご協力があり、

Bank Galleryがオープンでき、

“小さな未来をつくる展“が開催できました。


この場をお借りして改めて、御礼申し上げます。

以下は、今回の展示を終えて和気閑谷高校3年生4名の感想です。


ー髙山真弘ー

1番自分の中で嬉しかったことが訪れてくれた方それぞれと話ができたこと。

その人 一人一人の経験を聞く中で知らなかったこと(そういった思いがあるんだ)と、知ったこと沢山の新しい発見が出来ました。めったに出来ない経験で自分の作品を作ったり展示する場所を作ったり展示の名前を考えたりとてもいい経験になりました。

ありがとうございました。


ー藤本優志ー

僕が“小さな未来をつくる展“で感じた事は、「10代の貧困」への認識はまだまだ広まっていないという事です。来てくださった方に説明をすると、「今の時代にこんな事があるのか」という方が多かったイメージです。だけど、今回の展示で少しでも伝えれて広めれたんではないかなと思います。子供のほとんどが今の環境を誰にも言えないので、

認定 NPO法人DxPのユキサキチャットのような活動をしている団体が増えて欲しいです。


ー柴田諒雅ー

初めは金庫の改装と聞いて興味本位で始めたことでした。そこから企画展をすることになり「貧困」をテーマに考え始めました。普段、貧困について考えることがないため、初めて知ることが多く、貧困にも種類があり心の貧困についても考える良い機会となりました。今回Bank Galleryでの”小さな未来をつくる展“を通して、人1人ができることは小さいですが少しでも周りから無くせて行ければいいなという考えになりました。


ー桝井美紅ー

今回Bank Galleryを通して気がついたことは主催者側の来場者への対応の大切さでした。一人一人見ているときに話しかけて欲しいかじっくり見させて欲しいかという違いがあり、そのため、今回は気になったことがあれば質問してくださいという対応をした。質問をしてくださった方にはその方の想いや感じたことも入れながら質問をしたので、深く考えてもらうことができたと感じました。しかし、そうでない方はすっと帰ってしまったため、本人に考えてもらえたのか不明瞭となりました。正解は分かりませんが、今回の展示が少しでも他の人に影響を与えられていると良いなと思います。

今回高校生たちが夏休みかつ受験や就職活動を控える多忙の中、

交代制で在廊してくれて、

来ていただいた方とお話しをしてくれました。

テーマである「身近な貧困」は高校生たちが自ら、

出した社会への課題です。

それを自分たちなりの想いをそれぞれが作品に落とし込むという難しいことを手探りの中、形にしてくれました。


「少しでも、誰かに何かを感じ取って欲しい」


初めての展示で、どうしたらいいのかわからないことも

沢山あったと思いますが、企画側も見る側も、

この企画に何か今後の可能性を感じていただけたのではないかと思います。


引き続き、

このBank Galleryで、誰かと誰かが作品を通して繋がれる

そんな展示ができるように、企画を進めていきたいと思います。

(次回の展示を計画中)


Bank Galleryの利用に関する規約などは、随時決めていきたいと思います。

ギャラリーを利用したいなど質問・相談は和気商工会までご連絡ください。

今後もBank Galleryをどうぞよろしくお願いいたします。


ありがとうございました!

ENTER WAKE(エンターワケ)

和気商工会が運営する、 JR和気駅前の旧中国銀行跡地を利用した多目的スペース。 1階には「ENTER WAKE キッチン」「観光案内所」 3階には「ENTER WAKE BASE」 があり、学びとまちづくりの成長循環を生む交流をテーマに、様々な方のご利用をお待ちしております。

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